一心寺賞

仁王におう
廣瀬靖之様

撮影コメント

一心寺さんでのお参りを済ませ、三千佛堂からの帰り、仁王門を見ていると太陽が仁王門の辺りに沈みそうでしたので、再び仁王門の前にもどり、しばらく待って太陽の位置を何度も確認して撮影しました。
ほんとに真ん中に沈んできたので驚きました。

審査員講評

●審査委員長 江口保夫氏(フォトキョイ)
一心寺の正門、どなたもここを訪れられたら通るところ、その上にある仁王像には驚かされます。仁王像の写真は過去何度も応募されて審査してきましたが、太陽を真ん中に特に力むことなく普通にまとめられています。何か安心して見られますね。

 

●審査委員 清水ミサコ氏(ラメカカメラ堂)
一心寺の仁王門を撮影した写真を今までも多く拝見して参りましたが、これほど見事に一瞬の光を捉えた写真は初めて目にしました。常に心の目を開いておれば、写真の神様仏様がチャンスを下さるのかもしれませんね。構図も抜群です。

 

●審査委員 田中一泉氏(日本写真映像専門学校)
本作はとてもまっすぐで素直な写真だと感じています。また、良い写真を撮影するために欠かせない要素として「光」があります。この作品はレンズの特性を活かし、効果的に捉えることができています。