上町台地パンフ賞

『七夕に願いを込めて』
荒谷譲様

撮影コメント

七夕の願札を背のびしてできるだけ高くに結ぶことで
願いがかなうことを期待している様に思えた。

審査員講評

●審査委員長 江口保夫氏(フォトキョイ)
たくさんの七夕の願札の下で背伸びしている様子が自然で素敵です。何かホッとするような爽やかな風を感じる作品です。

 

●審査委員 清水ミサコ氏(ラメカカメラ堂)
この作品を拝見して、写真を始めた時の頃に「女性ならではの感性を生かした写真を」というアドバイスを散々受けたことを思い出しました。年齢も性別も関係ないのですよ。この優美で穏やかで華やかでいて儚い素敵な写真を撮影されたことに、心より感服します。

 

●審査委員 田中一泉氏(日本写真映像専門学校)
作者の意図通り、背伸びしているところに願いや夢を叶えるためのエネルギーを強く感じる素晴らしい1枚です。エリオット・アーウィットという世界最高の写真家が「写真を撮る理由は、言葉で説明する必要がないものを表現するためだ。」と、述べていました。この作品のような事を指し示していたのかもしれません。