上町台地パンフ賞

『夏祭りの始まり,はじまり~』
上原弘士様

撮影コメント

大阪で一番早い夏祭りと言われている愛染祭りで、多宝塔前の広場で繰り広げられた雀踊りの一場面。
腰を落として両手を広げた姿をとても力強く感じました。

審査員講評

●審査委員長 江口保夫氏(フォトキョイ)
愛染まつりの中の雀踊りと言う場面だそうで、人物の位置や動き・表情、そしてローアングルから狙った点、力強さを感じます。また多宝塔の位置もばっちりですね。

 

●審査委員 清水ミサコ氏(ラメカカメラ堂)
写真の迫力もさることながら、恐らく人出の多かった愛染まつりで、このベストな撮影位置を確保されたことに感心します。メインの二人の踊りに注視して撮影されたと思いますが、周りの人たちが予想外に面白いです。全く踊りを見ていらっしゃらない方々が特に。

 

●審査委員 田中一泉氏(日本写真映像専門学校)
猛暑を物ともしない、被写体の立ち振る舞いから十分に迫力を感じますが、背景にある多宝塔の持つ力や印象が効果的に発揮されている作品です。アングルも下からあおる事でよりダイナミックになっています。よく計算された作品です。